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フォト・ギャラリー ベトナム視察(2005年8月)

ベトナム視察(2005年8月)
 2005年8月、紺野美沙子UNDP親善大使は5日間の日程でベトナム社会主義共和国を訪問しました。紺野さんは、同国北部におけるUNDPの関連プロジェクトを視察し、政府関係者と意見交換の場を持ったほか、日本のODA民間モニターの視察にも参加し、日本政府によるODAプロジェクトを見学する機会を得ました。紺野さんの訪問は、ベトナム国営放送をはじめ、全国紙やインターネット配信ニュースなどの様々な現地メディアで大きく報じられ、一般の人々にUNDPの活動と日本の支援を紹介するまたとない機会となりました。

 UNDPは、南北ベトナムの統一直後から同国での活動を継続してきた数少ない開発援助機関のひとつです。UNDPは1970-80年代を通じて、「世界の窓」としてベトナムに新技術や経済的支援、開発のための国家計画策定のためのアイデアを提供してきました。ベトナムが国際社会との関係を深めてきた近年、同国の新たな需要を反映してUNDPの役割は変化する一方で、その重要性はますます高まりつつあります。今日、UNDPは、中央政府および地方行政への政策提言サービスや能力強化支援を活動の中心に据え、ミレニアム開発目標(MDGs)と、持続的でよりよい人間開発の実現に向けたベトナム独自の指標の双方の達成に向けたベトナムの取り組みを支援しています。

ブーコアン副首相との会見
 会見では、ベトナム戦争終結30周年を迎えるにあたって、同国が戦後成し遂げた急速な経済成長の原動力、そして今後の課題等について意見交換が行われました。副首相は、日本のODAの果たしてきた役割の重要性を指摘するとともに、MDGsばかりでなく、国内の地域間格差に配慮した「公平な開発」の推進におけるUNDPの貢献を高く評価しました。


ブーコアン副首相(右)と紺野親善大使(左)。


ブーコアン副首相(右)、紺野親善大使(中央)、ジョルダン・ライアンUNDPベトナム常駐代表(当時:左)。

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女性国会議員との意見交換会
 UNDPは、ガバナンス分野における取り組みの一つとして、議会および中央・地方行政府の能力強化をさまざまな形で支援しています。紺野さんは17名の女性国会議員および国会事務局の女性職員と、MDGsにも掲げられている「女性の地位向上」や「持続可能な環境」について、日本とベトナムの双方が取り組むべき課題について意見交換を行いました。


グエンティホアイトゥ国会社会問題委員会委員長 兼 人口と開発に関するアジア議員フォーラム(AFPPD)副議長による歓迎の挨拶(中央)。


女性国会議員および国会の女性職員と。

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チーランナム鳥類保護区域における環境・天然資源の管理・保護および有効利用のためのモデル策定プロジェクト
地球環境ファシリティー/小規模グラントプログラム(GEF/SGP)
 ハノイ市西方のハイズォン県のチーランナム鳥類保護区は、緑豊かな水郷地帯に位置し、多種多様な渡り鳥にとって理想的な越冬地です。この鳥類保護区における環境教育・エコツーリズムの振興を目的とした本プロジェクトは、UNDPが管理するGEF/SGPの支援のもと、地域コミュニティによって運営され、ベトナム国内の大小約50の鳥類保護区の管理・保全活動の見本となることを目指しています。


鳥類保護区域には、主に冬季に数万羽の多種多様な渡り鳥が飛来する。


プロジェクト担当者、プロジェクトに参加する小学校教員とともに小舟で保護区を視察。

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若者によるベトナム文化遺産保護・修復プロジェクト
国連ボランティア(UNV)
 本プロジェクトは、日本政府からの資金協力を受け、国内3ヵ所の世界文化遺産地域において、地域社会が主体となった世界文化遺産の保護・修復活動を実施しています。ハロン湾では、観光の拠点であるバイチャイ近郊の青年団が、マングローブ植林や子どもを対象とした環境保護教育を実施しています。


ハロン湾では、世界遺産指定に伴う急速な観光地化とともに、ゴミ投棄などの環境問題も顕在化している。


青年団が観光船の停泊地付近に植林したマングローブを見学。


青年団の代表にアディダス・ジャパン社から寄贈されたサッカーボールを贈呈。


子ども達を対象としたゲーム形式によるワークショップは、環境保護に対する意識向上に役立っている。

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ベトナムにおける日本のODA事業
〜ODA民間モニターとの合同視察〜

バックマイ病院改善計画(無償資金協力)
バックマイ病院プロジェクト(技術協力プロジェクト)

タンラン村小学校建設計画(草の根・人間の安全保障無償資金協力)

ファーライ火力発電所(有償資金協力)

地方開発・生活環境改善計画/貧困地域小規模インフラ整備計画(有償資金協力)

ベトナム炭鉱ガス安全管理センター(技術協力プロジェクト)

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現地NGO視察
 ベトナム訪問の最終日、紺野さんは、ベトナム戦争中の枯葉剤散布の被害により障害を持って生まれてきたベトナムの元従軍兵士の子弟に対し、治療と職業訓練等による自立支援を実施するNGO「フレンドシップ・ビレッジ」を訪問しました。


フレンドシップ・ビレッジでは刺繍や造花製作などの職業訓練が行われている。

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© Shinji Shinoda/ UNDP Tokyo

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