国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所のウェブサイトは2013年9月に移転しました。

新ウェブサイトはこちらからご覧いただけます。


パートナーシップ事例:
なにかできること、ひとつ。:中田英寿氏によるTake Action! 2008+1 (プラス・ワン)キャンペーンへの協力

 UNDPは、2006年のFIFAワールドカップドイツ大会を最後に現役引退したサッカー元日本代表MFの中田英寿さんのイニシアティブによる啓発キャンペーン「Take Action! 2008+1 (プラス・ワン)キャンペーン」に協力しました。アフリカ開発会議(TICAD IV)と洞爺湖G8サミットの開催に向けて、貧困や環境などのグローバル課題やアフリカの現状を日本の人々に知ってもらい、行動をとるきっかけを作る、というキャンペーン趣旨に賛同し、UNDPはキャンペーン・ウェブサイトへのコラムの提供やアフリカ視察のサポートなどを通じて協力しました。

1. アフリカの旅:ガーナとルワンダでUNDPプロジェクトを視察

 中田英寿さんは現役引退後、数多くの途上国を訪れ、現地の人々との交流を重ねてきました。5月末に横浜でTICAD IVが、そして7月には洞爺湖G8サミットが開催される2008年の初頭、中田さんはアフリカ諸国を訪れ、「アフリカ開発の今」を見て回りました。ガーナとルワンダでは、UNDPのプロジェクトを視察し取り組みの内容や地域の現状・課題について、地元の人々やプロジェクト・スタッフから話を聞きました。ガーナのプロジェクト訪問の様子は、日本テレビ放送網株式会社のNews Zeroの特集で紹介されました。(詳細はこちら)

2. +1 TANZAKU(プラス・ワン・タンザク)への参加

 2008年7月7日の「七夕」の日、日本が議長国を務めるG8北海道洞爺 湖サミットが開幕するのを記念し、短冊(TANZAKU)に地球の未来への思いを託し、「なにかできること、ひとつ。」を宣言するキャンペーンが展開されました。UNDPも、村田俊一 駐日代表はじめ、スタッフやTICAD関係者がそれぞれの思いをTANZAKUに託しました。

3. +1 Football Matchへの協力

 +1 Football Matchは、国内外のサッカー選手たちが「なにかできること、ひとつ。」として、世界共通言語であるサッカーを通してより多くの人々の「なにかできること、ひとつ。」のきっかけを作ることを目的に、2008年6月7日に開催されました。会場の日産スタジアム(横浜)には約6万3,000人以上の観客が集まり、試合を楽しみながら世界の貧困問題や環境問題に目を向け、「なにかできること、ひとつ。」を考える機会を持ちました。
 UNDPは、協明広告株式会社の協力を得て、(特活)「ほっとけない世界のまずしさ」デザインのミレニアム開発目標(MDGs)ロゴ広告を制作し、MDGs達成の願いを込めて、ゴール・ネットの後ろにMDGsロゴのピッチ広告を掲げました。