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ニュースルーム −プレスリリース−

2012年10月12日

アフリカのポスト2015開発アジェンダ対話が始まる グローバルな変革のためのガバナンスを提唱

【2012年10月12日、南アフリカ共和国・ミッドランド】
国連が主導するグローバルなレベルでのポスト2015開発アジェンダのコンサルテーションの一環として、政府の説明責任などを含んだ「ガバナンス」を話し合う一連の対話の第1回目が本日、南アフリカ共和国で終了しました。

ミレニアム開発目標(MDGs)の達成期限である2015年が近づくのを受け、このフォーラムは国連主導のコンサルテーションを社会の幅広い分野のステークホルターと開催し、ガバナンスが世界の新しい開発枠組みにどのように組み入れられるかについて協議をします。 

前例のないコンサルテーション・プロセスとして、政府、市民社会、民間セクター、アカデミアやその他のステークホルダーと2015開発アジェンダについて話し合う、国別コンサルテーションは2013年初めまでに少なくとも50の途上国で開催される予定です。それは、ガバナンス、食の安全保障、健康、教育、格差などを含む主要なテーマ別のグローバル・コンサルテーションを補完するものとなります。

ドイツ政府、国連開発計画(UNDP)、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR) の支援を受け、ガバナンスについての対話は今後数か月のうちに世界中の様々な地域で開催される予定です。

新しい開発アジェンダについての2日間にわたるアフリカ地域の対話「ガバナンスに関するポスト2015グローバル・テーマ別コンサルテーション 」は汎アフリカ議会との共催で、南アフリカ政府からの支援を受けました。

汎アフリカ議会のHon Bethel Amadi議長は「世界の新しい開発枠組みに関する国際交渉は、人々の考えとニーズを反映しなければなりません」と述べました。

一連のガンバナンス・コンサルテーションは 、2013年3月に南アフリカで最終会合を持って終了する予定です。

UNDPのGeraldine Fraser-Moleketi民主的ガバナンス部長は「MDGsは 何百万人もの生活を向上させましたが、極度の貧困、病気、環境危機へ働きかけるために出来ることはまだ多くあります。持続可能な進捗は、包括的で効果的なガバナンスによってのみ達成できます」と話しました。

国連はまた、ポスト2015開発アジェンダの会合に直接参加しなくても、世界中の人々が情報を得て、意見を共有できる
オンライン・プラットフォームを立ち上げています。未来のリーダーとなる若年層がこのコンサルテーションの中心的な存在です。

そこに寄せられた情報は、ポスト2015開発アジェンダに関する国連事務総長のハイレベル・パネルで共有されます。同パネルは2013年5月にポスト2015開発アジェンダに関する報告書を事務総長に提出する予定で、大胆だが実践的な開発ビジョンを準備しています。事務総長はその報告書を基に2013年9月の国連総会で加盟国と協議することになっています。


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