国連開発計画（UNDP）駐日代表事務所

ＵＮＤＰでは、2010年12月14日（火）にＵＮハウス・エリザベスローズ国際会議場にて、「途上国における包括的（インクルーシブ）ビジネスシンポジウム」を開催致します。

今年9月、ミレニアム開発目標（MDGs）の進捗を確認し、達成期限である2015年までの行動計画を協議する国連MDGsレビューサミットがＮＹで開催され、MDGs達成に向けた民間セクターの更なる貢献が呼びかけられました。近年日本においても、途上国新興市場への関心の高まりを受けて、企業がCSR戦略等を通じ、自らの中核事業によるＢＯＰビジネス開拓の動きが活発化しています。特に「貿易投資を通じた成長の加速化」が主要テーマの一つであった2008年TICAD�W以降、ポテンシャルを持つ新たなフロンティアとしてアフリカ市場を視野に入れる企業も増え始めています。
　
ＵＮＤＰでは、商業的に継続可能でありながら貧困削減にも貢献するビジネスモデル構築を全世界で支援し、成功事例の調査・分析を蓄積、啓発活動を行っています。本シンポジウムでは、この蓄積された知見を日本の関係者と共有し、UNDPが提唱する「包括的な市場の育成（ＩＭＤ）」を通じたＢＯＰビジネスの課題と可能性につき日本企業の文脈で議論し、日本における取組み拡大が促進されることを狙いとしています。
参加ご希望の方は、こちらをご参照の上、お申込み下さい。
お申込み多数の場合は先着順とさせて頂きますのでご了承下さい。

【日時】2010年12月14日（火）　14：00〜16：10
【会場】ＵＮハウス５Ｆ　エリザベスローズ国際会議場
【プログラム】
１３：３０ 受付開始
１４：００ 開会の辞　 村田俊一　UNDP駐日代表
１４：０５ ご挨拶 佐渡島志郎　外務省国際協力局長
１４：１０ 基調講演 ヘンリー・ジャクリン　 UNDPパートナーシッ プ局民間セクター部長
１４：２５　発表 ：「包括的ビジネスのグローバルな成功事例−ＵＮＤＰのプロジェクトからの教訓」　
　　　　　　 サバ・ソバーニ　UNDPパートナーシップ局民間セクター部Growing
Inclusive Markets Initiative プログラムマネージャー
１４：５０– １５：５０　パネル・ディスカッション：「途上国市場における包括的ビジネスの課題と今後の可能性-日本企業の場合」
ファシリテーター：村田俊一
パネリスト：
　　　　　　 ヘンリー・ジャクリン
　　　　　　 小山智　経済産業省貿易経済協力局 通商金融・経済協力課長
　　　　　　 青木雄一　　三井物産株式会社 理事 環境・社会貢献部部長
　　　　　　 中尾洋三　　味の素株式会社　ＣＳＲ部専任部長
１５：５０ 質疑応答
１６：１５ レセプション
※　英・日の同時通訳がつきます。

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