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ニュースルーム −プレスリリース−

2009年12月10日

国連開発計画親善大使のロナウドとジダンが率いるチームが、リスボンのSL Benficaオールスターズと対戦を通じ、貧困を終わらせる戦いに人々を動員する―第7回「貧困との対決(Match Against Poverty)」チャリティー試合が2010年1月25日、ポルトガルのリスボンで開催

[2009年12月10日 ジュネーヴ、リスボン] 国連開発計画(UNDP)の親善大使のロナウド選手とジネディーヌ・ジダン氏が、ほかの著名なサッカー選手とともに、ポルトガルのサッカー・チームSL Benficaのオールスターチームとチャリティー親善試合「貧困との対決(Match Against Poverty)」を開催することが決定した。今回の試合では初めて、ロナウド選手とジダン選手が同じチームで戦い、世界的な貧困に取り組むために一致協力していく必要性を呼びかける。

「貧困を終わらせるための戦いでは、誰も傍観者ではありえません。同じチームとして、人々が協力していくことによって、初めてミレニアム開発目標(MDGs)達成を達成できるのです」と、現在ブラジルのコリンチャンスでプレーしているロナウド選手は述べた。

MDGsは、8つの開発目標からなりたっており、192の国連加盟国と少なくとも23の国際機関が、2015年までに達成することで合意している。8つの目標には、極度の貧困の削減、乳幼児死亡率の削減、HIV/AIDSなどの疾病の蔓延防止が含まれている。

2006年に現役を引退した後も毎年、「貧困との対決(Match Against Poverty)」に参加しているジネディーヌ・ジダン氏も、ロナウド選手と考えを同じくし、「私たちはコミットメントと意志の力、チームワークを通してMDGsの8つの目標を達成しなければなりません」と述べた。

ヘレン・クラークUNDP総裁は、2015年のMDGsの達成期限まであと5年となる今年のチャリティー試合は特に重要であると指摘している。「MDGsは非常に重要な目標であり、その
達成は人間の生活の大きな向上を意味しています。目標の達成には、強いパートナーシップ、十分な資金や資源の配分、ゆるぎない政治的リーダーシップ、そして私たちの開発と成長支援策があらゆる点で持続可能なものになるような長期的な戦略が求められています。」

サッカー・チームSL BenficaおよびBenfica財団のルイス・フェリペ・ビエイラ会長は、「SL Benficaは、今回UNDPとともにこのようなイベントを行うことができて嬉しく思っています。サッカーは、よいことを行うために、人々をまとめる素晴らしい手段の一つです」と述べる。

この試合の収益の半分はSL Benfica財団を通し、ポルトガル語を母国語とするアフリカ諸国における社会開発プロジェクトに使われる。さらに、残りの資金はUNDPによって管理され、開発プロジェクトの支援に使用される予定である。

過去6試合の収益は、女性の小規模事業設立支援から、恵まれない子どもたちのためのスポーツ施設の建設などの貧困撲滅イニシアティブに役立てられている。さらにUNDPによって管理された資金はアジア、アフリカおよびラテン・アメリカのプロジェクト支援に使われている。




今回の試合は、2010年1月25日にリスボンのEstàdio da Luzで開催される。チケットは10ユーロ(予定)で、2009年12月21日よりリスボンのSL Beneficaのチケット販売所およびウェブサイト(www.slbenfica.pt)で購入可能となる。

取材の許可に関し:MAPLisbon に関する問い合わせと明記したうえで、
Benfica財団 のCarla Figueiredo氏( cfigueiredo@slbenfica.pt)までご連絡下さい(英語)。

詳細に関するお問い合わせ:
UNDPジュネーヴ事務所
Aziyadé Poltier-Mutal,
TEL: +41 22 917 83 68
Cell: +41 79 349 16 10
Email: aziyade.poltier@undp.org

Benfica財団
Isabel De Santiago
TEL: +351 21 7219567
Email: idesantiago@slbenfica.pt

UNDP東京事務所
西郡 広報・市民社会担当官 
Tel:03-5467-4751
Email toshiya.nishigori@undp.org 

写真提供:ロイター


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