国連開発計画（UNDP）駐日代表事務所

ヘレン・クラーク(Helen Clark) 国連開発計画(UNDP)総裁は、UNDPと日本の協力強化を目的として、11月23日から25日までの間、現職就任後初めて来日します。

クラーク総裁は、滞在中、鳩山由紀夫内閣総理大臣を表敬訪問し、岡田克也外務大臣をはじめとする政府要人との面談、国際協力機構 (JICA)との意見交換を行うほか、参議院の政府開発援助等に関する特別委員会に出席し、演説を行う予定です。

UNDPと日本政府は、緊密な協力関係の下、これまで貧困削減をはじめとするミレニアム開発目標(MDGs)の達成等に向けて途上国の持続的開発を支援してきました。また最近では、アフガニスタン、パキスタンなどにおける平和構築支援や、気候変動対策支援などの国際社会における喫緊の課題への対応においても協力関係を強めてきています。

今回のクラーク総裁訪日により、日・UNDP間の協力関係が一層強化されることが期待されます。

＜ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁　略歴＞
1950年ニュージーランド、ハミルトン生まれ。オークランド大学修士。
1981年に国会議員に初当選し、議会外交・防衛常任委員会委員長、軍縮・軍備管理特別委員会　委員長、自然保護大臣、住宅大臣、保健大臣、労働大臣、副首相等の要職を歴任。1993年に労働党党首となり、1999年には同国初となる女性首相に就任、2008年11月まで務める。2009年4月17日に国連総会の承認を受けて、女性初の国連開発計画(UNDP)総裁に就任した(UNDP初の首相級総裁）。

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