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ニュースルーム −プレスリリース−

2002年10月04日

F1チーム「ザウバー・ペトロナス」が鈴鹿グランプリで「ストップ・エイズ」をアピール:UNAIDS/UNDPのボツワナ・エイズ孤児救援活動に協賛

 10月13日に日本で開催されるフォーミュラ・ワン(F1)鈴鹿グランプリで、UNAIDS/UNDPの「ストップ・エイズ」キャンペーンのスローガンと赤いリボンのシンボル・マークを車体につけた「ザウバー・ペトロナス」チームのレーシングカーがサーキットを疾走します。

 この企画はエイズに対する理解を深めるとともに、ボツワナ・エイズ孤児に対する募金活動を目的としたものであり、イタリアのモンツァ(9月15)、米国のインディアナポリス(9月29日)に続き、3回目となります。F1グランプリのテレビ中継観覧者数は一戦あたり3億5,000万人に達し、「ザウバー・ペトロナス」は車体広告を通じて世界中のF1観戦者に、ボツワナ・エイズ孤児への支援をアピールします。また、スローガンとリボンがあしらわれたタービン翼やミラーなどはグランプリ終了後にオークションにかけられ、収益金はストップ・エイズ・キャンペーンに寄付されます。

 全世界のエイズ感染者数4,000万人のうち、2,800万人が居住するアフリカのサハラ砂漠以南(サブサハラ)地域。なかでも特にエイズ被害の深刻なボツワナでは、成人(15−49歳)のHIV/AIDS感染率が39%と世界で最も高く、平均寿命が60歳から44歳へと低下するなかで、7万人もの児童(15歳以下)がエイズによって片親または両親を亡くし、エイズ孤児となっています。

 ボツワナでは現在、UNDPの資金提供のもと、「希望の家」プロジェクトと「マウン養育プログラム」という2件のエイズ孤児支援活動が進められています。「希望の家プロジェクト」はエイズ孤児に対して教育や訓練を行うとともに、様々な福祉サービスを提供するものであり、特に末期患者には在宅サービスを行っています。「マウン養育プログラム」は、エイズ孤児の増加に対応するため地域住民によって設立されたもので、食料や衣服を提供するだけでなく、孤児達にカウンセリング・サービスも行っています。

「ストップ・エイズ・キャンペーン」では、これらのプロジェクトへのご寄付を以下のホームページで受け付けております。

http://www.stop-aids.com

皆様のご協力をお願い申し上げます。


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