貧困と保健

地方自治体として取り組むには:

国際レベルの行動
  • 開発途上国の貧困者のために保健医療プロジェクトを実施し、保健医療分野の研修を行っている組織を支援する。
  • 開発途上国出身の保健医療従事者に研修を行う。
  • 開発途上国の市の保健医療担当職員との間に協力関係を築き、情報交換プログラムを開発する。
  • 開発途上国の貧困地区の病院に中古の医療機器を寄付する。
  • 開発途上国の病院に配布する医薬品の収集活動を企画・実施する。
  • 開発途上国の姉妹都市に住む貧しい人々に低料金の医療を提供する診療所を後援する。
  • 貧困者向けの保健医療活動と栄養活動のための資金集めを目的としたイベントを企画する。
  • 政府開発援助(ODA)の増額と、初等教育と保健医療に重点をおいた援助についての啓蒙活動を行う。
  • 開発途上国の姉妹都市に対し、飲料水と衛生インフラ整備についてアドバイスを提供する。

国内レベルの行動
  • 低所得者がHIVの治療と匿名検査を受けられるようにする。
  • 行政区域内の恵まれない人々に保健医療教育を行う。
  • 低所得者の医療保険費を助成する。
  • 低所得グループに対し、プライマリーヘルスケアの推進を目的とした無料プログラムを実施する。
  • 貧困地区に医師の巡回チームを派遣し、無料の診察と簡単な治療を行う。
  • すべての人々が安全な飲料水を得られ、適切な衛生設備を利用できるようにする。
  • 低所得グループのために保育、栄養、基本的な保健医療に関する情報を提供する講習会または講座を企画する。
  • すべての市民が、利用できるサービスについて十分な情報を得られるように、市町村の保健医療計画を作成する。
  • 医療従事者に十分な給与を保証する。
  • 低所得世帯の子どもたちが、登校前に健康的な食事をしっかり摂るように、「朝食クラブ」を組織する。
  • ホームレスの人々が保健医療を十分利用できるようにするための、官民パートナーシップ事業を立ち上げる。
  • 低所得の高齢者にバランスのとれた食事を低料金で支給する。
  • 薬物乱用防止をめざす、または薬物中毒者を対象とするスポーツプログラムを主催する。